35歳未経験で転職した結果 ピラティスインストラクター半年の現実

35歳未経験で転職したピラティスインストラクターの半年の給与明細と現実を紹介する画像 インストラクター向け
35歳未経験から転職。半年働いて見えたリアルな給与と現場の現実。

この記事でわかること

  • 35歳未経験からピラティスインストラクターに転職したリアル
  • 「1レッスン3,500円」の実態と時給換算のギャップ
  • 新人が想像以上に消耗する仕事の正体
  • 月50万円稼げる人と稼げない人の違い

「月50万可能」

養成スクールや求人でこの言葉を見て、正直かなり惹かれました。

実際、私は35歳・未経験からピラティスインストラクターの世界に入りました。前職はIT企業の会社員。運動経験もほぼなし。ピラティス経験もゼロ。

転職理由も、きれいごとではなくかなり現実的で、

「これ、ちゃんと稼げる仕事なのかな?」

そこが一番気になっていました。

実際に働いてみて、最初に伝えたい結論があります。

ピラティスインストラクターで月50万円は、嘘ではありません。

でも、求人票だけ見て入ると、かなりギャップがあります。

ピラティスインストラクターは未経験でもなれる?

結論から言うと、なれます。私がそうだったので。

ただ、「養成スクールに通う」というステップは必須で、そこに数十万〜百万円単位の費用がかかります。資格取得までの期間も、最短数ヶ月〜1年以上とスクールによって差があります。

私が35歳で転職を決めたとき、一番調べたのは「取ってから本当に稼げるのか」でした。でも当時、その答えをリアルに書いてある情報がほとんどなかった。

養成スクールのサイトには「月50万円可能」「好きなことを仕事に」という言葉が並んでいたけど、実際に入ってみるまで、現実はわからなかった。

実際の給料は?業務委託で働いた半年のリアル

ピラティスインストラクターの働き方は、業務委託が主流です。スタジオと契約して、担当したレッスン数に応じて報酬が発生する仕組み。

最初のうちは担当レッスン数が少ないので、収入もそれに比例して少ない。週に数本しか入れない時期もあります。

私が半年働いた収入のリアルは、このあとのnoteに詳しく書いています。月ごとの推移、時給換算した実態、どこで収入が変わったか——数字をそのまま公開しています。

「1レッスン3,500円」の落とし穴|時給ではない理由

求人では1レッスン3,500円。数字だけ見ると魅力的に見えます。

でも実際は、レッスンしている時間より、レッスン以外で頭と体を使っている時間の方が長い日もあります。

「あれ…これ、時給じゃない。」

働き始めてすぐに気づきました。

  • セッション前の準備・動線確認
  • スタジオ清掃
  • カルテ記入・次回メニュー作成
  • 待機時間(無給)
  • クライアント対応・連絡

これらは全部、レッスン外の時間です。でもこなさないと現場は回らない。新人ほど、この時間が長くかかります。

新人インストラクターが想像以上に消耗する3つの仕事

技術の習得より先に、精神的に消耗したのはこの3つでした。

メニュー作成

一番しんどかったのが、これでした。

カルテを見ながら、毎回ゼロから構成を考える。次のお客様は迫っている。でもまだ決まっていない。気づけば休憩時間がなくなっていました。

「前回と同じじゃ申し訳ない」「この人の腰痛に合わせて変えなきゃ」——真面目な人ほど、毎回悩む。

この問題については、別記事でも詳しく書いています。

カルテ記入

レッスンが終わってもすぐには帰れない。次の予約が入るまでの間に、カルテに今日の内容、変化、次回の方針を記録する必要があります。

慣れれば短時間でできるようになりますが、最初のうちは「何を書けばいいかわからない」状態で、これにも時間がかかった。

待機時間と拘束時間

業務委託でも、スタジオによっては「待機」を求められることがあります。次の予約が入るかもしれないから、スタジオにいてほしい——でもその時間は無給。

1日いて実際に稼いだ金額が、時給換算すると最低賃金を下回っていた日もありました。

月50万円稼げる人の共通点

現場で一緒に働いてきた中で、稼いでいる人には共通点がありました。

月50万円に届く人の特徴

  • 複数スタジオをかけ持ちして担当本数を増やしている
  • リピート率が高い(クライアントが長く続く)
  • メニュー作成やカルテに使う時間が短い(型がある)
  • SNSや発信で指名予約につなげている
  • フリーランスとしてパーソナル単価を上げている

共通しているのは、「レッスンを増やす」か「単価を上げる」か「消耗を減らす」、この3つのどれかに意識的に取り組んでいることでした。

ただ真面目に働くだけでは、なかなか届かない数字なのも事実です。

35歳未経験でも続けられた理由

正直に言うと、最初の数ヶ月は「向いてないのかも」と思いました。

収入は少ない。メニューは決まらない。クライアント対応に消耗する。同期はもっと若い。

それでも続けられたのは、「現場で少しずつ型ができてきた」実感があったからだと思っています。

毎回ゼロから考えていたメニューが、ある時期から「8割は固定でいい」とわかってから、頭の使い方が変わりました。消耗の量が減ると、クライアントを見る余裕が生まれた。余裕が生まれると、仕事が少し楽しくなった。

きれいな話じゃないけど、続けられたのはそういう積み重ねだったと思います。

リアルな6ヶ月分の収入明細はnoteで公開しています

ここまで読んで、「実際いくら稼げたの?」と思った人もいると思います。

資格に何十万円も払う前に、現実を知っておきたい方は読んでおいて損はないと思います。

NOTE で公開しています

35歳未経験・半年間のリアルな収入明細

月ごとの収入推移、時給換算した実態、どこで変わったか——数字をそのまま公開しています。

  • 月ごとの収入明細(6ヶ月分)
  • 時給換算すると実際いくらだったか
  • 月50万円に届く人と届かない人の分岐点
  • 未経験から半年で変わったこと

一人で抱え込んでいる新人イントラ、転職を検討中の方の参考になれば嬉しいです。

noteで詳しく読む →

新人時代の私みたいに、一人で抱え込んでいる人の参考になれば嬉しいです。

スワン

スワン|現役ピラティスインストラクター
35歳でIT業界からキャリアチェンジ。月100〜120本のパーソナルレッスンを担当しながら、「新人イントラが潰れない現場の作り方」を発信しています。

メニュー迷子、クライアント対応、孤独、消耗——現場で実際に潰れかけた経験をもとに、理想論じゃなく、”続けられる現場”を言語化しています。

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